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様々なしぐさ、人々のいる風景
キャンパスの中心となるこの中央棟には図書館と
食堂施設が設けられ、緑に満ちた中央広場に面し
て開放的で利用しやすく気持ちのよい空間となる
ように、建築設計と同時に、使い方のプログラム
の検討と共に家具などのしつらえ計画を進めたも
のです。ここでは、書架を除くすべての家具をデ
ザインしていて、人と人、建築空間と人、周辺環
境と人々をつなぐ家具のあり方を総合的に計画し
ています。開架書架の配置や必要とされる閲覧机
や席数を確保するのはもとより、個人利用の空間
や場の有り様をいかに豊富に設ける事ができて、
何時でも何処でも自由に心地よい場を選択できる
ような環境ずくりを重要視して設計しています。
大型閲覧テーブルやベンチのデザイン、配置の工
夫とともに、外の眺めを十分に享受できるように、
窓際をすべてカウンタースタイルのキャレルとし
て個人利用に適した場を提供しています。このこ
とで非常に効率良く閲覧席数を確保することが可
能となり、図書館スペースの随所に、大小のラウ
ンジ的なスペースを生み出すことができたことが
特徴的です。外部環境や中央の吹抜けに対する家
具のあり方を綿密に計画することにより、視線を
遠くへ更には都市の風景へと誘導し、学生の日常
的な時間の中に人と人の関係や、建築空間との新
しい発見の関係が生まれるという効果を与え、さ
まざまな身体的作用をもたらすことができるよう
に意図しています。 |